2013年7月21日日曜日

「100周年記念ツールいついくの!今でしょ!!」 ⑥

7月21日パリ・シャンゼリゼゴール&チームバス・エリア

ヴェルサイユでスタートする集団を見送ってパリへ。
そのままヴェルサイユからシャンゼリゼまで直接行っても良かったのですが、長時間立ちっぱなし&脱水気味で疲れたので一旦ゲストハウスに帰りました。

そしたら雑貨屋のオーナーさんが仕入れから帰って、これからツールを観戦しに行こうと思ってたとの事。何度もフランスに来てツール・ド・フランスは知ってても、ロードレースの観戦をした事が無かったそうです。という訳で一緒にメトロでシャンゼリゼまで出かける事に。

事前にチームバスのあるエリアがコンコルド広場と把握できていた(というかその辺しか置けない気がする)ので、メトロのコンコルド駅からシャンゼリゼ通りを観戦しようと目論んでいました。しかし、ここもまた観戦位置取りの読みの失敗・・・。

①一部の出口が封鎖され、道路を挟んでコンコルド広場やチュイルリー公園のある側に出れず。
  メトロ出口からすぐの場所は狭い&人の多さで観れる状況ではない。場所が無かったのか
 キャノンデールとユーロップカーのバスは柵はしてあるけどVIPエリア外にありました。

②VIPエリアが設置されている場所の裏にある道を通れると思っていたが完全封鎖。
  図のように、別の道を大回りしないとシャンゼリゼ通りに面した場所に行けない。

③ある程度予想はしてたものの、行くのが遅いと人だかりで何も見えない!
 (脚立とか持ってれば別ですが)



黄色=VIPエリア 緑=チームバス 青=コース

コンコルド広場とVIPエリアは封鎖されているので、シャンゼリゼ通りの真ん中あたりまで行くのに赤線の通り裏側のフォーブール・サン=トノレ通りを何ブロックも歩いてマリニー通りでようやく封鎖が無くなりシャンゼリゼ通りまで行けるという状況でした。

もちろんその年のコース設定によって封鎖される場所は変更になると思うのですが、私が観戦した側はこういう状況でした。セーヌ川沿いからシャンゼリゼを観戦したい場合は、ソルフェリノ駅かアセンブレ・ナシオナル駅から歩いてシャンゼリゼに行くのが良いのかも。
同行のお姉さんが仰ってたのですが、これからシャンゼリゼに行くらしいおじさんがソルフェリノ駅で降りていったという話を聞きました。あるいは、メトロのチュイルリー駅から公園を通ってコンコルド広場とシャンゼリゼ通りを見渡せる高台からも良さそうです。遠めにはなりますが、全体を見渡せそうな感じ。そんな訳で裏通りを移動している間は完全にレースは観れないし、シャンゼリゼに辿り着いても既に大勢の人だかりで選手達がほとんど見れずでした。
メトロの路線や位置関係はMETRO2003をご参考に。

TdF'13 stage21 - Paris
POCのサングラスのせいでボケててもヘシェダルと判明できるという・・・

レース中はミラーさんが大逃げをしてくれて、最後のツールなのに完走できなかったヴァンデヴェルデや、前日怪我をしてリタイアとなってしまったジャックバウアーの分までアタックしてくれてるんだろうか・・・と勝手に妄想していました。その上、私はここまで来てミラーさんの活躍をこの目で見れずに日本に帰るのか・・・と思うと落胆しました。
ただ、100周年記念の雰囲気だけはちゃんと楽しんで帰りたい!と思い、売店でレキップ買ったりお姉さんに選手の紹介をしたりしている内にゴールとなりました。

ゴール後コンコルド駅方面に帰る人々が動き始めた頃、偶然VIPエリアの柵に隙間ができている場所が。しかも警備員さんが居なくなっていたのです。入れるのかどうなのか迷っていたら、お姉さんが「行っちゃえ!もしパスを持っていないのが見つかって怒られても、その時はその時よ。」と・・・。
チームバスやVIPエリアに入って、ガーミンのチームバスに行って見ました。

TdF'13 stage21 - Paris
シャープのTVモニターで表彰式が映されており、ファンがまわりで見学。オーナーのエリスさんやJVが関係者にシャンパンのグラスを配りつつ、自分達も吞みまくっておりましたw

TdF'13 stage21 - Paris
フランキー・アンドリューさんのインタビューを受けるミラーさん、呑みまくりのJV、ミラーさんをガン見するJVの子供(確かそうだったはず)、アンドリューさんの後ろにミラーさん母。

TdF'13 stage21 - Paris
\キャーミラーサーン!!!/

アンドリューさんの取材が終わった後、ミラーさんにサインもらえます?ってお願いしたら「もちろん!」と快くサインを下さいました。プロフェッショナルな対応ありがとうございます。アッ生え際・・・・とか思ってすみませんでした。

ミラーさんのママ、アヴリルさんがいて親子の会話話してました。ああいう場面見るといくら渋いミラーさんでも親の前では子供だなあと。

監督のウェゲリウスさんにもサイン下さいってお願いしたら、「今はもう選手じゃないから・・・」って断られ。「でも選手だったじゃない!」って粘ったら根負けして「わかった良いよ」ってサイン下さいました。紳士でスーツ姿も素敵すぎて死にました。
私とほとんど同い年なんですけど、本当に落ち着いた雰囲気なんですよね。
同行のお姉さんが、ウェゲリウスさんにサイン貰ってる私の写真撮って下さって・・・後ほど送って頂きました。その方のウェゲリウスさんの印象は、アスリートっていうか落ち着いた人で何だか先生みたい、とのこと。確かにあの落ち着きが選手にも良いのかな。安心感があるというか。でもサインくれる時の交渉で一番動揺してしまいましたよ・・・。

その後他の選手がチームバスから出てくるのを待機。ナヴァルダウスカスやヘシェダルのサインもゲットできました。他のファンの人がサインもらおうとするんだけど、ペン持ってなかったり、ボールペンみたいなのしか持ってなくて、私の持ってる油性フェルトペンを見て「貸して!」って言われる状況が度々・・・。みんなペン持ってないのかー!!でも、その代わりに、私もサインもらえたし良かったです。ナヴァルダウスカスの母国の恩師らしきおじさんが来てて、自分の写真をプリントしたポスター(?)何枚かにサインして渡していました。きっと母国ではヒーローですよね。

その後も勇気出してマーティンやダニエルソンのサインも貰いました。
ダニエルソンは取材を受けながらブリトーをずっと食べてて、私が声をかけた時もブリトーと飲物で手がふさがってるのにサインに応じてくれました。
選手達はひとしきり歓談したりの後いそいそとホテルへ。タランスキーとリタイアした選手にサインもらえず。でもガーミンはゆるいっていうか気軽にサインや写真に応じてました。

帽子のつばのガーミンロゴの上にミラーさんのサインをもらいました。リタイアしてしまったヴァンデヴェルデのサインは、コロラドに行った時にもらおうと心に決めたのでした。

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